予約は必要ですか?

当院は予約優先制となっております。当日予約も可能ですのでご予約をお願いします。

病院にかかっているのですが、鍼灸もおこなって大丈夫でしょうか?

鍼灸治療を行うと体調が良くなるため薬の効きも良くなります。近年では、アメリカ、ヨーロッパにおいて、西洋医学だけでなく鍼灸治療も併用し効果を上げております。

服装はどのようにすればよいですか?

治療部位の関係でお着替えが必要な場合は、当院で治療着をご用意しております。
ご自身で短パン等をお持ち頂いても大丈夫です。

副作用が出る事はありますか?

施術後、一時的に身体のだるさや眠気、微熱などといった現象が生じる事があります。これを漢方で瞑眩(めんげん)と言ってむしろ効果の現れる証拠とされていますので、ご心配はありません。施術により組織の代謝や血液循環が良くなることにより生じるもので、時間と共に良い結果が期待出来ます。習慣性や副作用はございません。

鍼やお灸はなぜ身体に良いのですか?

鍼灸の効果の研究は、各地にある研究所、医療機関、大学などで意欲的に進められており、私も国立大学附属医療機関での臨床研修課程を修了しております。総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。

また、古来より認められている鎮痛効果の解明も次のような諸説があります。

  1. ゲートコントロール…針刺激が脊髄において痛みを抑制する。
  2. エンドルフィン…針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。
  3. 末梢神経の遮断効果…針刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。
  4. 経穴(ツボ)の針刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。
  5. 血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。

以前、鍼灸治療を受けて効果がわからなかったのですが?

急性疾患は早く効果が実感しやすいですが、慢性疾患の治療には時間がかかります。
慢性疾患の場合、主訴(一番つらい症状)より先に別の症状が良くなることもあります。継続することにより一番つらい症状が軽減されていきます。
鍼灸治療の効果の有無については、身体に何らかの変化が感じられれば効果があったと判断し、継続することが大切です。 継続することによって、つらい症状の改善を目指します。

健康保険は使えますか?

保険で受けられる傷病名は次の7つがあります。

  1. 神経痛
    顔・腕・足など神経に沿って痛む。坐骨神経痛、肋間神経痛など
  2. リウマチ
    手首や肘、膝、足首など、各関節が腫れて痛むもの
  3. 腰痛
    腰の痛み。変形性腰椎症など
  4. 五十肩
    肩の関節が痛くて腕が上がらないもの
  5. 頚腕症候群
    頚、肩、腕の傷みやしびれ、だるさなど
  6. 頸椎捻挫後遺症
    頚の外傷、むちうち症などの後遺症
  7. その他の疾患
    慢性的な痛みのある疾患で保険者が認めたもの

これらの症状では、「医師の同意書」があれば健康保険で鍼灸治療が受けられます。
しかし、上記病名にて病院で治療中の場合は保険は適用になりません。

鍼って痛くないですか?

当院では、太さ0.13㎜~0.25㎜の鍼を使用しております。病院での採血用針0.7㎜~0.9㎜と比較するとかなり細いものですので、注射をする時の様な痛みは無く、ほんの少しチクっとするか何も感じない程度です。また、すべて使い捨ての鍼を使用しておりますので、清潔で安心です。