逆子治療のお灸とツボ

逆子治療のお灸とツボ

逆子にお灸治療 大阪

逆子の治療にはお灸が有効なことはご存知でしょうか?

主に妊娠28週から36週の方(治療院によって違いがあります)が対象となり、逆子体操と合わせてご利用される方もおられます。
逆子のお灸は足の小指の外側にある至陰というツボに、鉛筆の芯ほどの大きさのお灸をすえます。
個人差はありますがだいたい10壮ほどで『ジーンと沁みてくるような暑さを伴った響き』や、『身体全体が温かい』と感じる方が多いようです。

お灸を受けた直後から胎児が動くのを感じる方や、帰宅後寝るまでの間に胎児が動くのを感じる方など様々ですが、この胎動していることが胎児が正常位に戻ろうとしている動きと考えられています。

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ではなぜ足の指先にお灸をすると、逆子が正常位に戻るのでしょうか。

東洋医学的に説明しますと、至陰というツボは膀胱経という経絡のツボになります。
この膀胱経は頭から背中を通過して足先まで繋がっているのですが、途中で督脈の百会や命門、長強など複数のツボと交わっています。

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また経絡には陰と陽のようにペアが存在するのですが、膀胱経は足の裏で繋がっている腎経がペアとなります。
腎経は足の裏から胸あたりまで繋がっているのですが、下腹部で任脈のツボといくつか交わっています。
そして任脈や督脈は子宮から発生しているので、子宮と深い関わりを持っています。

そのため足先の至陰を刺激することは、膀胱経と腎経から間接的に子宮に刺激を与えることができ、逆子が正常位に回復すると考えられています。

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